スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

046/100 Jimmy Smith「The Cat」

8月初の更新となりました。なかなか遅々として進まず申し訳ございません。

そんな46枚目(まだ折り返しにも到達してない・・・)は

ジャケットもかわいいファンキーなオルガンジャズを。

ジミー・スミスの「The Cat」です。


ロックというジャンルのエレキオルガン(ハモンドB3)の可能性を高めたのが

先ごろ亡くなったジョン・ロード(Deep Purple)だとすれば、

ジャズにおけるエレキオルガンの先駆者であり、

ロードにも大きな影響を与えたのがこのジミー・スミスです。

縦横無尽に音の上をぴょこぴょこ走りまわる軽快なオルガンサウンドが

まさにいたずらな猫のようにも聴こえる表題曲を始め

ビッグバンド形式でありながらもアドリブをきかせたプレイで

演者の個性を前面に押し出す・・・

すなわち「ビッグバンドを純粋にバックバンドとして扱う」作品として

非常にゴージャスな感覚を味わえる作品ともなっているのです。


このアレンジを行ったのは、「ダーティハリー」、「燃えよドラゴン」、

「スパイ大作戦」などのテーマ曲を生んだラロ・シフリン。

ジミーの「ビッグバンドをやりたい」という希望と

(それがあったが故にビッグバンドを持たないブルーノートから

 ビッグバンドを持つヴァーヴにレーベルを移籍した、という背景も)

ジミーというプレイヤーの魅力を最大限に引き出す方法を

うまく折衷させた作品へと仕上がっている1枚といえるでしょう。


「ダンス・ミュージックとしてのジャズ」という視点からも楽しめ

なおかつジャケ買い需要にも答える(笑)

明るく楽しい名盤として、一家に一枚常備したい作品です。



 
スポンサーサイト

テーマ : おすすめ音楽♪
ジャンル : 音楽

034/100 Thelonious Monk「Solo Monk」

34枚目はこちらの作品を。

「ビバップの高僧」セロニアス・モンクのソロアルバム

Solo Monk」を34枚目としてセレクトさせていただきます。


即興演奏を得意とするプレイスタイルに、

数々のスタンダードナンバーを生み出した作曲能力。

1950年代と60年代に多くの作品をレコーディングし

70年代には第一線を退き、82年に病死したこのピアニストは

リアルタイムのみでなく、死後も高い評価を受け続けることになります。


このアルバムではタイトルどおりのソロアルバムとして

ピアノのみで紡がれた、優しく、ポップで、キャッチーで、

それでいてしっかりとジャズである楽曲たちが納められています。

「Dinah」「I Surrender, Dear」「Sweet & Lovely」・・・

かわいらしく、楽しげな楽曲たちは

「ジャズ」というジャンルに触れる最初の1枚としてもおすすめですし

聴けば聴くほど新しい発見に出会える、そんな1枚ともなっています。


ピアノという楽器の特性・・・1台でリズムもメロディも奏でることができ、

弾き方によってさまざまな味を出すことができるこの楽器を

モンクはやさしく乗りこなし、軽やかでやわらかい音色で

ふんわりと操ってみせます。

そしてその優しい音色で、繊細な世界を描き出し

その中に僕らを優しく閉じ込めてしまうのです。


こんな優しい世界を築き上げる彼は、己を曲げることのない信念の人でもあり

己の音を捜し求める求道者でもありました。

その音に対する真摯さがこのアルバムの骨格となり、

ただ優しいだけでなく奥の深い味わいを与えているのだと思います。


恋人と過ごす甘い時間のBGMとして、

ほっと一息つきたいときのやすらぎの1枚として、

一家に1枚常備しておきたいアルバムです。



テーマ : おすすめ音楽♪
ジャンル : 音楽

026/100 Lonnie Liston Smith&The Cosmic Echoes「Expansions」

26枚目にご紹介するのは、ロニー・リストン・スミス&コズミック・エコーズの

75年の名盤「Expansions」です。

「1Day,1Disk」では541枚目に紹介しております。


ジャンルの分類的には「スピリチュアル・ジャズ」・・・

アフリカ文化への回帰や黒人文化のもつ精神性を突きつめた作品、に

位置づけられるのですが

(このジャンルの代表作がコルトレーンの「A Love Supreme」)

このアルバムはむしろファンク・ジャズの系譜・・・

というかクラブジャズの文脈で聴き、楽しむのが

一番向いているように思います。


1曲目、表題曲のイントロのセシル・マクビーのうねるベースで

がしっ、と耳をつかまれあとはひたすらこのファンキーなサウンドに身をゆだねていく感覚。

その高揚感にはたしかにスピリチュアルな面もあるのかもしれませんが

バンド名の示すようなスペーシーな感覚を感じます。

2曲目の「Desert Nights」の持つスムースさ、

「Summer Days」のからっとした夏の日差しを感じる爽やかさ、

「Voodoo Woman」「Shadows」の妖しげな雰囲気、

「Peace」「My Love」の穏やかさ・・・と

曲ごとの持つ雰囲気のカラフルさも魅力であるといえるでしょう。


日本においてはアシッドジャズムーブメントの流れから

90年代にクラブカルチャーで再評価が始まり、

2000年にCD化が実現、外資系レコード店を中心にプッシュされ

広く聴かれるようになった「時代が追いついた」1枚であり、

「クラブ・ミュージックとしてのジャズ」として楽しめる

ジャズに敷居の高さを感じる方にもおすすめのアルバムです。



テーマ : おすすめ音楽♪
ジャンル : 音楽

016/100 Larry Carlton「Larry Carlton」

久々の更新となりました。

16枚目は、ラリー・カールトン「夜の彷徨」をご紹介いたします。


フュージョン界を代表する「Mr.335」ことラリー・カールトンは

1948年生まれで、6歳の頃からギターに親しみ、20歳でデビュー。

ブルース、ジャズ、フュージョンといったジャンルで活躍し

多くのグラミー賞(最新のものはB'z・松本孝弘との共演作での受賞)を

獲得している名ギタリストであります。


今回紹介するのは、ワーナー移籍第1弾にして

彼のキャリアでは3枚目にあたるソロアルバムです。

愛機・Gibson ES-335(セミアコースティックギター)によって紡がれる音は

時に甘く、時にクールでなによりも都会的。

通常のエレキギターのソリッドボディとは違う、中空のボディから流れる豊かな音に

彼の技巧がプラスされることで、流しているだけでその場所をアーバンな雰囲気に

一瞬にして変えてしまうほどの力を感じるサウンドとなっております。

彼の呼び名である「Mr.335」も、今作の1曲目のタイトルであり

プライベートスタジオ名でもある「Room 335」も

この愛機から取られているわけです。


フュージョン、というジャンル名が指すように、

ロック、ジャズ、ソウル、ポップスといったジャンルの持ち味を

うまく融合=フュージョンさせた軽快でポップ、それでいておしゃれな楽曲たち。

代表曲である「Room 335」「Nite Crawler」だけでなく

「Point It Up」や「Rio Samba」など全8曲すべてに別の味わいがあり

70年代の都会的なサウンドをさまざまな側面から楽しむことができる

そんな1枚に仕上がっています。

2曲のヴォーカル曲「Where Did You Come From」「I Apologize」も

アルバムの中でよいアクセントとなっており、

ロック色の強い「Don't Give It Up」から

アルバムを締めくくる「(It Was)Only Yesterday」への流れ・・・

剛速球からスローナンバーへの繋げかたも見事、といいたくなります。


「大人のための夜を楽しむためのBGM」とでも呼びたくなるような

そんなこのアルバム。一家に一枚、いい酒かコーヒー、紅茶でも嗜みながら

夜を楽しみたいときに聴きたくなる作品です。

部屋の照明を暗くしてどうぞ。



テーマ : おすすめ音楽♪
ジャンル : 音楽

プロフィール

barkindog

Author:barkindog
音楽好きの三十路半ばのおっさんです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

アクセスカウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。