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021/100 BONNIE PINK「Even So」

21枚目のセレクトは、BONNIE PINKの7枚目のアルバム

「Even So」でございます。

「1Day,1Disk」では526枚目の紹介となっております。


本名、浅田香織。

その名前は語感と「攻撃的な色」のピンクから取られ、

赤い髪のシンガーとして井手靖のプロデュースでデビュー、

その後、スウェディッシュ・ポップ職人であるトーレ・ヨハンセンのプロデュースで

「Heaven's Kitchen」などのスマッシュヒットを飛ばすも、

「音楽をやる意味」「BONNIE PINKと浅田香織との間の剥離」などに悩み

活動を休止し、ニューヨークへと休養と留学を行います。

そこで髪の色をナチュラルに戻し、より等身大な形で新レーベルで活動を再開。

2003年よりトーレ・ヨハンセンによるプロデュースが再開、

このアルバムはプロデュース再開第2弾となります。

(アルバムとしては再開1作目)


先行シングル「Private Laughter」のどこか冷たく乾いた空気感で始まる今作は

やはりトーレプロデュースだからか、日本的なウェットな感覚が薄く

海外のシンガーソングライターの作品であるような

そんな乾き、透き通ったサウンドの質感を持っています。

全体的には明るい色調の曲が多いものの、

シングル2作品(「Private~」と「Last Kiss」)のイメージと

ジャケットのどこか憂いを含んだ表情から

あまり明るいイメージを感じない1枚でもありますが

5曲目「The Answer~ひとつになる時~」が

このアルバムの背骨、というべき曲なのかな、と思ったりもいたします。


ニューヨーク生活の経験もある彼女が、2001年の9月11日に起こった

同時多発テロを受けて紡いだことばたち・・・

人種・宗教を超えた人類愛を歌う、大きな意味でのラブソングが

このアルバムの芯となり、男女の恋愛に限らない「愛」に満ちた

そんな1枚になったように思うのです。


その後の「I just want you to be happy」の弦のこすれる音まで聞こえる

アコースティック感や「123」の明るい前向き感、

アルバムを締めくくる「Bedtime Story」の安らぎなど、

「浅田香織」というパーソナリティのさまざまな側面を、

「BONNIE PINK」として出力する手伝いを行ったのが

トーレ・ヨハンセンがこのアルバムで行った仕事なのかな、とも思ってみたり。


この後の彼女は「嫌われ松子の一生」での女優デビュー

(と挿入曲「LOVE IS BUBBLE」)、

「A Perfect Sky」とベストアルバムでの再ブレイク、

さまざまなプロデューサーとの共演を経て

デビュー16年を迎えたわけですが、

やはりトーレとのタッグがもっとも上手く作用しているように思える

このアルバムを一番おすすめしたい、と思っております。



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