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030/100 The Cardigans「First Band on The Moon」

残り70枚。30枚目のセレクトは

世界中にスウェディッシュ・ポップ旋風を巻き起こしたバンド、

カーディガンズの3rdアルバム「First Band on The Moon」です。


元々メタル好きギタリストによって結成されたバンドであり

それがBONNIE PINKなどでも知られる敏腕プロデューサーである

トーレ・ヨハンセンに見出され、おしゃれなポップスをプレイするようになり

2nd「Life」収録の「Carnival」でまず日本からその人気に火が付き

そこから全世界的な人気になっていったわけです。


この3rdは前作の流れを汲んだポップスでありながら

そのポップさの裏に、彼ら本来の好みである

ダークなロックテイストをじわじわと染み出させている

過渡期の1枚ともいえます。

1曲目の「Still」では明るさの中にメロウさを巧妙に仕込ませ

それ以降の曲もヴォーカル・ニーナのけだるい歌い方もあってか

メロディや音色が明るくても楽曲には薄く影がさしており

アルバム全体がほの暗い雰囲気に支配されている感覚もあります。

それはヒットシングルである「Lovefool」でも例外ではなく

明るいラブソングでありながらもニーナの声によって

ややダークな味わいを加味されており、

それがこのポップバンドの持ち味となっているようにも思います。


さらにこのバンド、アルバムに1曲

敬愛するBlack Sabbathのカバー曲を入れるのが

定番になっていたりもしていたわけですが

今作でのカバー曲は「Iron Man」。

あのメタルナンバーがニーナの声と絶妙なアレンジで

ふわふわとした浮遊感を味わえるポップナンバーへと生まれ変わり

このバンドのもつ力量を感じさせる仕上がりとなっております。


この後、彼らは今作で垣間見せたダーク路線を押しすすめ

Gran Turismo」をリリースいたしますが

海外リリースが低迷し、一時活動休止に入ることになります。

そして4年の休養を経た活動再開後はやりたい音楽を追及し

重くけだるい作風を貫いた作品を作っております。


日本の渋谷系ムーブメントと同時代性を持っていたかのような

スウェディッシュ・ポップという流れをお茶の間レベルに周知させた

そんなアーティストであり、作品であったと思っております。



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