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036/100 Led Zeppelin「How The West Was Won」

36枚目のセレクトは、Led Zeppelinのライブアルバムです。

1stから4thまでのどれを選んでもいいし、

逆を言えばどれも選べないというそんな状態の中、

このライブ盤を再聴して「これだ!」と思い

今回のセレクトとなったわけです。


エリック・クラプトン、ジェフ・ベックに続いてヤードバーズのギタリストとなった

イギリス3大ギタリストのひとり、ジミー・ペイジ。

しかしバンドは崩壊寸前、メンバーは続々と脱退し、

新メンバー集めは難航、スタッフに対しても不信感を持っていました。

そんな中、誘ったメンバーから代わりにと紹介を受けた

ロバート・プラントと出会い、別バンドにいた彼を引き抜き。

プラントの紹介でジョン・ボーナムと出会い、難航しながらも引き抜きに成功。

そしてベーシストの脱退により、アレンジャー/スタジオミュージシャンとして活躍していた

ジョン・ポール・ジョーンズが加入したことで、実質新バンドとしての

「ニュー・ヤードバーズ」が誕生。

ヤードバーズのレコード会社に対する不信を持っていたペイジは、

契約満了とともにバンド名を「レッド・ツェッペリン」に変更し

1969年1月にレコードデビューを果たします。

そして10月発売の「Led Zeppelin II」で

ビートルズのラストレコーディングアルバム「Abbey Road」を抜いての

チャート1位を記録し、「ハードロックの時代」の訪れを宣言したわけです。


結成の経緯からも分かるように、4人ともが一流のプレイヤーであったため

その高い演奏力に支えられた、激しく、重く、ブルースのいなたさももった楽曲は

ジェスロ・タルやディープ・パープルブラック・サバスとともに

ビートルズやストーンズとは違う新しいロック・ミュージック・・・

ハードロックというジャンルを形成することになります。

ドラッグカルチャーや神秘主義などとも結びつき、

テレビ出演を嫌う代わりにライブをたくさん行うことで人気を高め、

ツアー先での数々の武勇伝(というかご乱交(笑))が話題になるという

いわゆる「ロックスター」のイメージを作り上げたのも彼らなのですが

歌詞に社会批判などのシリアスなメッセージを盛り込むアーティストや

(ある意味)テクニックを否定したDIY感覚が売りのパンクロックの台頭により

流行としてのハードロック・ムーブメントはしぼんでいき

80年代のヘヴィメタルやいわゆる「産業ロック」としての復権を待つことになるわけです。


1971年にリリースされた「Led Zeppelin IV」(フォー・シンボルズ)には

彼らの代表曲「Stairway to Heaven」「Rock and Roll」「Black Dog」などが

収録され、このアルバムを引っさげてのワールドツアーが

翌72年に(最後になってしまった2度目の来日公演を含め)行われました。

その中でのアメリカ・LAフォーラムとロングビーチ・アリーナでの公演が

31年の時を経て2003年にリリースされたのがこのアルバムです。

(ペイジによる秘蔵映像のDVD化の副産物的タイトルでもあります)

翌73年にプラントが喉を痛めてしまい、その歌唱力を損なってしまう前の

全盛期の彼らのライブを聴くことができる作品となったわけです。


彼らのライブではインプロヴィゼーション(即興)で楽曲が長くなったりということが

多かったわけですが、もちろんこのアルバム収録ナンバーもそうなっており

「Since I've Been Loving You」は8分超、「天国への階段」は9分半、

「Moby Dick」は19分半(!)、「Whole Lotta Love」は23分(!!)、

「Dazed And Confused」にいたっては25分半(!!!)という

魂の篭りまくった演奏を楽しむことができます。

そしてこのアルバムで一番驚くのはその異常な高音質とともに

(ペイジは当時からレコーディング音質にこだわる人でした)

2会場(さらに一部、他会場の音源も使っているようです)の

ライブ音源の編集盤であるにも関わらず

1公演での1本のライブをそのままノーカット収録したかのような

その空気感というか「間」の完璧さです。

この「間」を味わうためだけでも、バンドやっている人は

CD3枚、合計2時間半の時間を費やす価値はあります。


プラントの喉の悪化や自動車事故、息子の病死といった不幸な要因で

73年以降はライブ本数がどんどん減っていき、

その分スタジオワークを中心にした活動になっていったわけですが

80年のジョンの死(酔って寝て吐しゃ物を喉に詰まらせる事故)で

「彼に代わるドラマーはいない」と解散を発表、

(82年のラストアルバム「Coda」は未発表曲集)

その後は時折ジョンの息子・ジェイソンをドラマーに迎えて再結成を行ったり

ペイジ・プラントとして中近東音楽に傾倒した作品を作ったり、といった

そんな形での活動を行っております。

(ペイジの北京オリンピック閉会式でのパフォーマンスもまだ記憶に新しいですね)


『世界最高のバンド』のもっとも輝いていたころのパフォーマンスを

ぜひ堪能してみてくださいませ。





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