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004/100 Jamiroquai「Emergency On Planet Earth」

「聴いておくべき100枚のディスク」4枚目は

ジャミロクワイの1stアルバム。

「1Day,1Disk」では431枚目の紹介となった作品です。


1992年、アシッド・ジャズからリリースされた「When You Gonna Learn」で

イギリスのクラブシーンを沸かせた彼ら。

ジャズ、ソウル、ファンクのフレーバーを巧妙に混ぜ合わせ、

「いつになったら気付くんだい?」と環境に対する警告を投げかけるその曲は

世界中で話題となりました。

そして、ソニーとアルバム8枚の大型契約を結び、

最初にリリースされたのがこの1stアルバムになります。

そのバンド名はジャムセッション+イロコイ族(ネイティブアメリカン)から。

シンボルマークとして角の生えた男のマーク(メディシンマン)を用い、

フロントマンであるジェイ・ケイはジャージにスニーカー、派手な帽子姿という

ビジュアル面での印象も強い存在でした。


『地球が緊急事態』と題されたこのアルバムには

環境保護や反戦といったメッセージが満ち溢れておりますが

メッセージアルバムにありがちな押し付けがましさ・暑苦しさは感じず

あくまでクラブ・ミュージックとしてのかっこよさ・快適さ・美しさを高レベルで追求し

それに乗せてスムーズにメッセージを語る、というところが

このアルバムの、そして彼らの持っていた「凄み」だと思います。


そして打ち込み全盛だった当時のクラブミュージック界において

生バンド演奏でこれだけのクオリティを出していることに驚かされます。

そしてそれに乗るジェイ・ケイのヴォーカルも

マイケル・ジャクソンやスティーヴィー・ワンダーを彷彿とさせる

白人とは思えないファンキーさをかもし出しております。

民族楽器であるディジリドウなどを効果的に使った音作りも

彼らの持ち味であるといえそうです。


楽曲単位で見ると、シングル曲であった「When You Gonna Learn」や

「Too Young To Die」、表題曲となった「Emergency On Planet Earth」といった

4~5分前後の曲のキャッチーさと並び、

8分を越える「Blow Your Mind」、10分を越える「Revolution 1993」といった

長尺の曲の印象も強く感じます。

長い曲でもダレを感じさせず聴き入らせてしまう演奏力は

どうしてもジェイ・ケイのみにスポットがあたりがちな彼らが

(この当時は)しっかりとバンドだったのだな、と実感できます。


この後の彼らは3rd「Traveling Without Moving」でアメリカでもヒットし

その後はメンバーチェンジ、打ち込み導入とサウンドのスタイルを変えていくと同時に

メッセージ性を薄めていき、またジェイ・ケイのスポーツカー好きも有名になることで

『環境保護を訴えるシンガーがガソリンを喰うスポーツカーを乗り回すのはいかがなものか』的な

そんな扱いをうけることになったりもするわけですが、

契約満了に伴う移籍を経た今も(しばらく製作期間は開きましたが)活動を続けております。


『90年代のスーパースター』として外すことのできないアーティストであるだけでなく、

現在この1stを聴いても、まったく古びないことにも驚かされます。

その原因はやはり「生演奏」のクラブジャズであること・・・

ダンスミュージックであるとともに、ジャズとしても聴けることが

このアルバムがいつまでも古びない理由なのかな、と思ってみました。



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